東京都板橋区フラットガレージシャッター「ポルティエ」お届けしました。
約2年半前から独立型のガレージを計画されており、この度弊社HPよりお問い合わせいただき、「ポルティエ」をご註文いただきました。
大変有難うございました。
詳細は下記をご参照ください。
シャッター工事前の外観です。
道路に面した三角形の敷地を、境界線いっぱいまでシャッターを出し、なおかつ建屋内にシャッターを納めながら有効Hは可能な限り取れることを希望。
シャッター開口幅4,700mmは間に柱をおかず1本で開閉可能なこと。
準防火地域の為、法規上クリアできる仕様のシャッターであること
以上の内容を検討した結果、シャッターボックスの立ちあがりが395mmと最小。有効開口幅は最大6300mmまで1本で可能。建設省告示第1360号に基づく防火設備仕様の「ポルティエ」に決定いたしました。
柱の建てかた工事になります。
柱の立て方位置を決め、穴を掘っていきます。
境界線と平行に設置できるよう、仮の柱を置いて寸法を調整します。
寸法が決まり、仮の柱を取り除き固定用の基礎ボルトを露出させます。
ボルトのねじ山をテープ養生し基礎コンクリートを流し込みます。
コンクリートが乾いた後、柱の建てかたを開始します。
レベル(高さ)を合わせたベースの上に、柱を設置します。
柱に横梁をセットします。
柱工事が完成しました。
柱、梁は全て亜鉛メッキ加工した製品です。さびに強く塗装のように劣化が少ないので、末永くご使用になれます。
H型鋼むき出しのデザインが、ALC仕様の外壁によく合います。
土間コンクリート工事になります。
コンクリー厚み分の泥をすきとります。
泥をとった後の慣らしです。
現在ある土間コンクリートにアンカーを打ち繋げる為の鉄筋を300mmピッチで差し込みます。
鉄筋を指し終えたら、コンクリートの骨となるメッシュを張ります。
現在ある土間とこれから打つ土間コンクリートがつながる箇所に、コンクリートの伸縮でヒビが入らないよう緩衝材を設置します。
ミキサー車が到着し、生コンクリートを流し込みます。
流し込みながら、コテで表面をならします。
流し込みが完了し、仕上げコテでおさえていきます。
土間工事が完成しました。
※土間工事のポイント
コンクリートは午前中早い時間に打ち終わる事が重要です。流し込みが終わり、少しずつ硬くなっていくコンクリートを、太陽の熱で水分を飛ばしながら表面をならし仕上げていきます。夕方などの時間ではこの水分が飛ぶ時間がかかるため、抑えがいつまでも決まらず表面に砂が浮き出てざらついた仕上げになってしまう為です。
「ポルティエ」シャッター工事になります。
新開発の急降下防止装置をセットしたブラケットから設置します。
フラットなスタイルが特徴のポルティエスラットを吊り込みます。
スラットの端には耐風フックがセットされています。
巻上上部には、シャッターを強引に下からたくし上げるのを防止する為の防犯スラットが設置されています。
防火設備仕様のステンレスレールをセットします。
土間コンクリートの取り合いもピッタリです。
建屋内に納まったボックスもきれいに納まりました。有効高さもOKです。
シャッター工事が完了したら、シャッターへ水が入り込まないよう、各所防水工事を行います。
操作はポルティエ専用「シャッター用リモコンセレカードⅢ和モダンシリーズ」です。
操作リモコンは、セレカードⅢ和モダンシリーズの、カードとジャッケットお好きなものを2組お選びいただけます。
レザージャケットは本革製で手になじみやすく滑りにくいユニバーサルデザインです。
電源を投入し、動作を確認後、上限、下限のリミットを設定し、ポルティエ専用リモコンカードを登録してシャッター工事は完了です。
「ポルティエ」は、防火設備仕様、2種類の安全装置など、機能・性能・品質・デザインをグレードアップしたネオスタンダードです。